アジア杯優勝候補も「悩みはある」 森保Jの“懸念”を韓国紙指摘「好材料ばかりではない」
三笘や久保のコンディションに不安
森保一監督率いる日本代表は、1月12日にカタールで開幕するアジアカップに出場する。14日にベトナムとのグループリーグ初戦を迎えるなか、韓国メディアは「日本にも悩みはある」と指摘している。
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日本は通算5度目のアジア制覇を狙う今大会のグループリーグ初戦ベトナム戦を1月14日に控える。大会前、最後の実戦機会となった1月9日の非公開トレーニングマッチ・ヨルダン戦では、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、MF南野拓実(ASモナコ)らの得点で6ゴールを積み重ね、6-1で勝利した。
森保監督はこの試合で負傷中のMF三笘薫(ブライトン)、DF冨安健洋(アーセナル)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)を起用しなかったことを明かし、キャプテンのMF遠藤航(リバプール)に関しても「プレーしていない」と、一部の主力抜きで戦った事実を語っていた。
韓国スポーツ紙「日刊(イルガン)スポーツ」は、「優勝候補の日本にも悩みはある」と見出しを打って取り上げている。
記事ではまず、「(非公開トレーニングマッチの)ヨルダン戦を含む10試合でなんと45得点。1試合平均4.5ゴールに達する攻撃力で、4ゴール以上決められなかった試合は昨年10月のカナダ戦(2-0)だけだ。FIFAランキングでも17位とアジアで唯一10位台のチームであり、最近の急上昇により、アジアカップ優勝候補トップに挙げられるのは自然な流れだ。ベッティング会社はもちろん、『オプタ』などのデータ会社、海外メディアも日本を優勝候補の最右翼に挙げている。客観的な戦力上、韓国と日本が決勝戦で対戦し、日本が頂点に立つというのが各メディアの予想する今大会の一般的な見通しだ」と言及。そのうえで、負傷者がいる現状の不安を指摘した。
「好材料ばかりがあるわけではなく、特に大会直前に負傷した選手が少なくないのが日本の立場としては最大の悩みだ。大会前最後の実戦であるヨルダン戦でも4人の選手が負傷などを理由に出場できなかった。代わりに高校生などチームに同行しているトレーニングパートナーが試合に出場したという」
1月14日のベトナム戦、森保監督はどのようなメンバーをピッチに送り込むのか、注目が集まる。