数字が物語るアジア杯の歴史 最多優勝の日本…通算ゴール数で歴代3位のストライカーとは?

最多優勝を誇る日本でアジア杯ゴール数歴代3位のストライカーとは?【写真:Getty Images】
最多優勝を誇る日本でアジア杯ゴール数歴代3位のストライカーとは?【写真:Getty Images】

アジアカップの最多優勝は日本の4回

 アジアカップは今大会で、第18回を迎える。大会公式サイトでは「数字で見るAFC(アジアサッカー連盟)アジアカップ」と題し、大会に関するさまざまな記録を紹介している。

 まずは、歴代最多となる4回のタイトルホルダーである日本。「前回大会の準優勝国である日本は、アジアカップで最も成功したチームであり、1992年、2000年、04年、11年と4度優勝している」と歴史をなぞり「サムライブルーは過去8回の決勝戦のうち5回に出場しており、敗れたのは5年前のカタール戦だけだ」とその強さを報じた。

 一方で、大会で唯一3連覇を成し遂げたのがイランだ。1968年の優勝のあと、1972年、1976年の大会でタイトル防衛に成功。2連覇の記録は1956年の第1回大会で優勝し、4年後にトロフィーを守った韓国と、1984年と1988年に連覇したサウジアラビアが達成している。

 大会の通算最多ゴール数は、イランのレジェンドであるアリ・ダエイ氏だ。1996年から2004年までの3大会で14ゴールを記録。96年大会では得点王(8得点)にも輝いている。2位は韓国のイ・ドングッ(10ゴール)、3位に肉薄で日本の1979年生まれの“黄金世代”の1人である高原直泰、アラブ首長国連邦(UAE)のアリー・マブフート、カタールのアルモエズ・アリが同じ9ゴールで並んでいる。

 また大会通算の勝利数では、イランが1968年の第4回大会にホスト国としてデビューして以来、68試合中41試合に勝利。「アジアカップの歴史の中で最も多くの試合に勝利している」と報じている。

 これまで多くの歴史を積み重ねてきたアジアカップ。日本は史上初の5度目のタイトル獲得に向け、14日にベトナムとのグループリーグ初戦を迎える。

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