アジアカップ出場選手の市場価格トップ5を日韓で独占 対戦国メディア注目、「輝く番」とされたのは?

日本代表と韓国代表の選手でトップ5を独占【写真:徳原隆元 & 高橋 学 & Getty Images】
日本代表と韓国代表の選手でトップ5を独占【写真:徳原隆元 & 高橋 学 & Getty Images】

日本と韓国でトップ5独占

 アジア王者を決めるアジアカップが1月12日にカタールで開幕する。近年ではアジアの選手たちも欧州のトップクラブでプレーしており、今回のアジアカップでの活躍で関心を引き付ける選手が出てくるかもしれない。日本とも対戦するインドネシアのメディア「Bola」は、アジアにおける移籍市場価格高額5選手をピックアップして「日本と韓国が独占」と伝えた。

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 アジアカップは、アジアの最高峰の選手たちが集う大会になる。開幕前の段階で、誰が移籍市場で最も高額になっているのか。5位に入ったのは、イングランド1部アーセナルでプレーする日本代表DF冨安健洋で、市場価値は3000万ユーロ(約47億円)だという。

 記事では「ボローニャで素晴らしい2シーズンを過ごし、2021-22シーズンからアーセナルに加入した。彼はミケル・アルテタ監督のプロジェクトの重要な役割を担う。頻繁に負傷をしているが、冨安はアーセナルに貢献を続けている」と伝えている。

 第4位には、イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンがつけ、市場価格は5000万ユーロ(約79億円)だという。記事では「31歳の選手は自身のクオリティーをトッテナムでも韓国代表でも証明してきた。韓国の年間最優秀選手賞を7度受賞。アジア・ゲームズでも金メダル獲得に貢献している。2023年のアジアカップのタイトルで、ソン・フンミンの代表での輝かしいキャリアは完成される」としている。

 そして、同じく5000万ユーロの評価をつけられているのが、イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫だ。「三笘は2022-23シーズンのプレミアリーグに衝撃を与えた。ブライトンでとてもいいパフォーマンスを見せた。三笘のいいプレーは2023-24シーズンも続き、19節までに3得点5アシストを記録している。ドリブル能力がとても高く、1対1に強い」として、グループリーグで戦うインドネシア代表の選手たちにも注意を呼び掛けた。

 第2位には、スペイン1部レアル・ソシエダの久保建英が挙がり、市場価格は6000万ユーロ(約94億円)と報じられている。「久保建英は将来有望な若手だ。レアル・ソシエダへの移籍で、久保建英は出場時間を得ることになり、この2シーズンで急激に成長した。2023-24シーズン、リーグ戦18試合で6得点3アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもいいパフォーマンスを見せており、今度はアジアカップで輝く番だ」と、期待を寄せている。

 最後に第1位で紹介されたのが、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェだった。その評価額は久保と並ぶ6000万ユーロ。記事では、「キム・ミンジェは2022-23シーズンにとてもいいプレーを見せた。ビクター・オシムヘンと並び、ナポリのスクデット獲得の鍵となった。2023-24シーズンの初めにバイエルンへ移籍した。バイエルンでのパフォーマンスはかなりいいが、まだ不安定だ。27歳のDFは、アジアカップで韓国代表のキープレーヤーになると思われている」と、伝えた。

 日本人選手が3人、韓国人選手が2人という結果になったが、大会終了後に大きく評価を高める選手は出てくるだろうか。

【読者アンケート】日本代表アジアカップ優勝予想

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