アジアカップの主役候補10人を海外選出 日本は最多の4人…「知的で献身的」と評されたのは?
日本からは久保、三笘、冨安、遠藤の4人がノミネート
アジア王者を決めるアジアカップが、現地時間1月12日からカタールで開催される。欧州クラブからも多くの選手が参加するなかで、スポーツ専門局「ESPN Deportes」が大会の主役候補を選出。日本人は4選手が名を連ねた。
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日本はアジアカップで2011年大会以来3大会ぶりの優勝を目指す。元日のタイ戦で国際Aマッチ連勝記録を歴代最多の「9」に伸ばし、好調を維持して本大会を迎える。
そんな森保ジャパンは今やメンバーの大半が欧州組となり、今大会でも主役になるポテンシャルを持った選手が揃う。注目選手として10人が選出されているなかで、韓国と並んで最多4人が選ばれている。
真っ先に名前が挙がっているのがMF久保建英(レアル・ソシエダ)だ。「2022年カタール・ワールドカップ(W杯)のあとで、輝きを放ち続ける日本代表の柱の1人」であり、「W杯では目立たなかったが、22歳となり、国際トーナメントで初めて輝く大きなビッグチャンスを迎えた」と大きな期待を寄せられている。
続いてMF三笘薫(ブライトン)。足首の負傷により、別メニュー調整が続くが、「彼のスピード、タレント、スキル、インテリジェンスはこのウインガーが大陸の王座に就く大きなチャンスを持っていることを示している」と個の能力の高さが絶賛されており、ピッチに立てば間違いなく違いを作り出すはずだ。
今の日本にはアタッカーだけでなく、守備陣にもタレントが揃う。最終ラインを支えるDF冨安健洋(アーセナル)と、中盤の底でチームの舵を取るMF遠藤航(リバプール)の2人も選ばれている。
冨安は「キム・ミンジェが韓国のリーダーなら、冨安が日本のリーダー」「ミケル・アルテタにとっても、日本代表にとっても重要な選手」と守備の要として不可欠な選手と評価される。リバプールで重要度を高め、このアジアカップに乗り込む遠藤については「知的で献身的。タイトル争いにおいてキープレーヤーになる」と伝えられていた。
韓国からキャプテンのFWソン・フンミン(トッテナム)を筆頭にDFキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)、MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、FWファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)の4人が選ばれた。残る2人はイランのFWメフディ・タレミ(ポルト)とサウジアラビアのMFサーレム・アッ=ドーサリー(アル・ヒラル)だった。