浦和DF岩波拓也、古巣・神戸へ復帰 昨季J1王者が完全移籍で獲得「相当な覚悟を決めてここに戻ってきました」
昨季はリーグ戦で8試合出場
J1ヴィッセル神戸は1月9日、浦和レッズからDF岩波拓也を完全移籍で獲得したと発表した。2017シーズン以来の古巣復帰となる。
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神戸の下部組織から2012年にトップ昇格した岩波。プロとして6シーズン戦ったのち、18年に浦和へ完全移籍した。その年のリーグ戦で22試合2ゴールをマークすると、主力として定着。22シーズンまで安定したパフォーマンスを見せていたが、昨季はリーグ戦で8試合出場、先発は1試合のみにとどまっていた。
岩波の神戸へのコメントは以下のとおり。
「ヴィッセル神戸に関わるすべての方々へ。まずは昨シーズンの優勝おめでとうございます。2024シーズン、またヴィッセル神戸でプレーさせていただくことになりました。再びプレーする機会をくださった関係者の皆様に感謝したいと思います。相当な覚悟を決めてここに戻ってきました。神戸の目標であるリーグ2連覇、そしてACL(AFCチャンピオンズリーグ)優勝に向けて全力で日々を過ごしていきたいと思います。そしていつの日か僕のチャントがまた聞けるように精進したいと思います。よろしくお願いします」
浦和へのコメントは以下のとおり。
「浦和レッズに関わるみなさまへ。2023シーズンをもって浦和レッズを離れヴィッセル神戸に移籍することになりました。素晴らしい選手たちと切磋琢磨してきたこの6年間は僕にとって最高の6年間でした。共に勝ち獲ったタイトルや熱すぎるファン・サポーターの光景は僕の心に残り続けます。浦和レッズで長くプレーすることは本当に難しいことです。今までたくさんの偉大な先輩たちを見て、僕もここで長くプレーしたいと思い6年が経ちました。たくさんの人に支えられて大きな怪我をすることもなく、最高の仲間に出会い、『この人について行きたい』と思えるような最高の先輩たちをたくさん見てきました。レッズで関わった全ての方々に本当に感謝しています。来年からはライバルとなります。正々堂々とぶつかり合えることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。また会いましょう」
(FOOTBALL ZONE編集部)