復帰→即アシストのベルギー代表MFデ・ブライネをペップも絶賛 「どれだけ愛されているか…」
デ・ブライネがおよそ5か月ぶりの復帰
王者に頼れる司令塔が帰ってきた。イングランド1部マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、現地時間1月7日のFAカップ3回戦の英2部ハダースフィールド戦との一戦(5-0)でおよそ5か月ぶりの復帰を果たした。ジョゼップ・グアルディオラ監督も頼れる男の復帰に歓喜している。
デ・ブライネは昨年8月11日のプレミアリーグ開幕戦のバーンリー戦(3-0)で古傷のハムストリングを負傷し、手術を受けて長期離脱していた。5か月ぶりにメンバー入りとなったハダースフィールド戦の後半12分にFWフリアン・アルバレスとの交代でピッチに立った。すると同29分には右サイドの深い位置からふわりとした右足のクロスでFWジェレミー・ドクのゴールをアシスト。復帰戦でいきなりゴールに絡んだ。
シティは5-0で快勝し、FAカップ4回戦へと駒を進めた。衛星放送「ユーロ・スポーツ」によれば、試合後の記者会見でグアルディオラ監督はデ・ブライネの復帰についてコメントしていた。
「ケビンは彼がどれだけの人に愛されているかを知らなければいけない。彼は本当に素晴らしい。彼は退団するか引退を決めるその時まで永遠に愛される選手の1人だ。彼が戻ってきてくれて本当に嬉しい」
グアルディオラ監督はベルギー代表MFの復帰を心から喜んでいた。
ただし、90分間フル出場できる完全復活に向けては、まだ少し時間が必要になるようだ。グアルディオラ監督は「彼は試合よりもトレーニングを重ねる必要がある。(13日の)ニューカッスルでもチャンスがあり、その後はアブダビで2週間のいいトレーニングができる」と語っていた。
次節のニューカッスル戦の後には約2週間の短いウィンターブレイクが控えている。この期間でデ・ブライネのコンディションがさらに上がることを期待していているようだ。