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青森山田が悲願の選手権初制覇に王手! 東海大仰星を2-1で破り7大会ぶりの決勝進出
点の取り合いとなった前半、得意のロングスローから決勝弾
青森山田(青森)が悲願の初優勝に王手をかけた。第95回全国高校サッカー選手権は7日に埼玉スタジアムで準決勝が開催され、青森山田は東海大仰星(大阪)を2-1で撃破して決勝進出を決めた。
5日の準々決勝で前回王者の東福岡(福岡)を倒して上がってきた東海大仰星に対し、青森山田は幸先良く先制点を奪った。前半23分、中盤のルーズボールを左サイドで拾ったDF三国スティビアエブスがそのままスルスルと左サイドを持ち上がると、戻ってきた相手を左足のキックフェイントでかわして中央に向き、右足のコントロールショットを逆サイドのサイドネットへ決めて1-0とリードを奪った。
しかし東海大仰星もその3分後、左45度の位置からMF大崎航詩がゴール前の密集を越えて逆サイドにクロスを送ると、マークを外して回り込んだMF松井修二が右足で合わせてゴール。1-1の同点に追いついた。
そして青森山田の勝ち越しゴールは“飛び道具”から生まれた。同41分、MF郷家友太がロングスローをゴール前に入れると、DF小山新のシュートは相手GKに弾かれたが、そこに反応したMF高橋壱晟が蹴り込んでゴール。卒業後のジェフ千葉加入が内定している高橋のゴールで2-1とリードしてハーフタイムを迎えた。
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