日本、30年前は中国よりもFIFAランクで下 「驚くべき」成長ぶりに韓国注目「『脱アジア級』という評価も不思議ではない」
30年前は中国がFIFAランク53位、日本が54位
日本代表は昨年12月に発表されたFIFAランキングで17位と、アジアトップの座をキープしている。韓国メディア「マイデイリー」は、30年前は日本と中国はFIFAランクの順位が逆だったことに触れつつ、日本サッカーの成長を取り上げている。
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記事ではまず、1994年5月に発表されたFIFAランクで中国53位、日本54位(サウジアラビア35位、韓国37位、オーストラリア44位)だったことを紹介、一方、2023年12月に発表された最新のランキングでは、日本17位、中国79位(イラン21位、韓国23位、オーストラリア25位、サウジアラビア56位)と両国の立場は逆転している。
韓国メディア「マイデイリー」は「日本は名を上げ、中国は大暴落。30年前のFIFAランキングは中国>日本。30年間で何が!」と見出しを打ち、日本サッカーに目を向けた。
「日本の成長ぶりは驚くべきものだ。1993年にJリーグを発足させ、W杯誘致に成功して発展を図った日本は、確実に一段階ステップアップした。韓国を脅かすほど成長し、2000年代に入ってアジア最強の地位を固めた。1992年、自国で開催されたアジアカップ優勝を皮切りに、00年、04年、11年にアジアカップを制し、全盛時代への道を切り開いた。さらに、2022年のカタールW杯でドイツとスペインを破って16強に名を連ね、世界を驚かせた。最近は国際Aマッチ9連勝をマークしており、『脱アジア級』という評価も不思議ではない」
また、記事では「約30年間で中国は陥落し、日本は世界水準に近づくほど発展した。中国はスーパーリーグを発足したが、過度な投資と管理不良の問題により、代表チームは競争力を失った。逆に、日本はJリーグの定着に成功し、代表チームの長期プランを実践しながら少しずつ成長した。30年前は近い実力だった中国と日本だが、現在の地位は目につくほど大きく広がっている」と、中国と日本の差が広がった理由についても分析していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)