横浜FM、名古屋からMF扇原を完全移籍で獲得 ベテランGK榎本は浦和へ完全移籍
横浜一筋15年のGK榎本は苦渋の決断 扇原は「自分の持っている全てを発揮します」
横浜F・マリノスは6日、GK榎本哲也が浦和へ完全移籍すると発表し、直後にJ2降格の名古屋グランパスからMF扇原貴宏が完全移籍で加入すると発表した。
33歳の榎本は横浜一筋で在籍15年目のベテランGKだが、「プロのサッカー選手として最後の最後まで選手としてやり切り、やり尽くしてから引退したいという思いからF・マリノスを離れるという決断をしました」と苦しい胸の内を明かしている。「F・マリノスでユニフォームを脱ぐことが、自分の夢であり、家族の願いでしたが…」と後ろ髪引かれる思いで移籍を決断したようだ。
一方、昨季途中にセレッソ大阪から名古屋に加入していた25歳のMF扇原は「ケガなどもあってなかなかクラブに貢献できなかったことが本当に情けないですし、 申し訳ない気持ちでいっぱいです」と名古屋公式サイトでコメント。そして新天地の横浜FM公式サイトでは「Jリーグ発足時のオリジナル10である横浜F・マリノスに加入できることをとても光栄に思います。素晴らしい伝統に恥じることの無いよう、クラブのために自分の持っている全てを発揮します」と意気込みを語っている。
大黒柱のMF中村俊輔、MF齋藤学らにも移籍話が浮上するなか、横浜FMの動向は一層注目を集めそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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