ボランチ不足に苦しむベンゲル監督、“ガラスの天才”放出を後悔 「私は今、彼を起用できた」

アーセナルを襲う危機的状況 ウィルシャー不在を嘆く声も…

 アーセナルはボランチに離脱者が続出し危機的状況に直面しているが、アーセン・ベンゲル監督は“ガラスの天才”を昨夏に期限付き移籍で放出したことを後悔している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 アーセナルはスペイン代表MFサンティ・カソルラとフランス人MFフランシス・コクランが負傷により離脱。エジプト代表MFモハメド・エルネニーはアフリカネーションズカップ参戦のため、チームを去っている。そのためボランチの主力クラスはスイス代表MFグラニト・ジャカのみとなり、攻撃的MFのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの配置換えも検討されている。

 ここで不在が嘆かれているのは、昨夏にボーンマスへ期限付き移籍したイングランド代表MFジャック・ウィルシャーだ。アーセナル下部組織出身の生え抜きは圧倒的な技術と攻撃センスで10番を託されたが、再三にわたって負傷を繰り返す“ガラス”のような脆さを露呈していた。

 だが、今季加入したボーンマスでは故障もなくレギュラーとしてプレーし、本来の輝きを取り戻している。

 

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