浦和新助っ人FW獲得へ Jリーグ入り“最接近”と伊指摘「契約できるのは日本のような場所だけ」

浦和がオラ・ソルバッケンを獲得間近?【写真:Getty Images】
浦和がオラ・ソルバッケンを獲得間近?【写真:Getty Images】

浦和がノルウェー代表FWソルバッケン獲得接近と海外報道

 浦和レッズがイタリア・セリエAのASローマが保有権を持つノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン獲得に向け「最終コーナーを回った」として契約が近づいていると、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 ソルバッケンはノルウェー1部ボデ・グリムト時代にリーグ91試合20ゴールの成績を残し、UEFAカンファレンスリーグのローマ戦でも活躍。それも買われてか昨年1月にローマへ移籍し、セリエAでハーフシーズンを過ごして14試合1ゴール2アシストの成績だった。今季はローマが保有権を持ち、現在はギリシャ1部オリンピアコスに期限付き移籍している。しかし、今季リーグ戦では5試合ノーゴール、UEFAヨーロッパリーグでは3試合ノーゴールと不調に陥っている。

 レポートではローマでもセリエAで1試合に出場していることが重要なポイントととして、「今シーズン、すでに2チームでプレーしているソルバッケンが契約できるのは、シーズン制が違う場所。特に日本のような場所だけだ」としている。ローマとオリンピアコスで試合出場していることから、今冬の移籍市場で欧州内の3クラブ目に移籍して試合に出場することができない。

 原則的には期限付き移籍がベースになるとして、浦和との交渉が半年だけなのか、それとも2024年の全シーズンをプレーするのかは不透明だとしている。一方で、「オリンピアコスはこの交渉に関わらないことを決めた」として、交渉は浦和とローマの間のみで行われるともしている。ただし、その進捗状況は「契約は最終コーナーを回ってホームストレートに進んでいる」と、ゴールが近いことを示唆した。

 記事では浦和について、同じノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンが所属することを紹介。また、「小野伸二や遠藤航がいたことでも有名だ」と、オランダ1部フェイエノールト時代にUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)でインテルと対戦経験のある小野と、日本代表キャプテンでイングランド・プレミアリーグのリバプール所属の遠藤が所属経験があるとした。

 また、過去所属の外国人選手について「ドニゼッチ、エジムンド、ロブソン・ポンテ、バジール・ボリ、チキ・ベキリスタインらの重要な選手がプレーした」と、全体的に所属年代が古いうえ、ブラジル代表6試合出場の経歴があるとはいえ浦和では2001年に公式戦9試合でプレーしたのみの半年で退団したドニゼッチの名前を挙げる独特な紹介をしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング