巨額を投じる“爆買い”は「病気だ」 堅実経営のバイエルン会長が中国の行く末を案じる
「酷い結果にならないことを祈っている」
「当時ニューヨーク・コスモスのようなクラブは、本来なら50年かかるところを、お金を費やし5年で築き上げようとした。あの時ほどに酷い結果にならないことを祈っている」
北米サッカーリーグは1967年に創立されたが、85年にその幕を閉じた。現在は厳格なサラリーキャップ制を導入し、MLSとして生まれ変わっている。ブンデスリーガは世界屈指の観客動員数に支えられており、赤字を許さない徹底的な堅実経営で収益を伸ばしている。
移籍市場に湯水のようにチャイナマネーを注ぎ込む中国の動向は、バイエルンの総帥には「病気」と映っているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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