日本代表戦士の“声”に韓国反応「選手たちはどこか不満げ」 アジア杯への「温度差」に言及…理由も考察
12日アジア杯が開幕
森保一監督率いる日本代表は、1月12日に開幕するアジアカップに向けて5日にカタール入りした。同大会に参加する韓国の母国メディアは「優勝候補筆頭と目される韓国と日本の間には、明らかな温度差がある」と、両国の現状を報じている。
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2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)で、日本はドイツとスペインを破る快進撃を見せた。結果はベスト16に終わったが、その戦いぶりは世界からも称賛を浴びている。一方の韓国は、決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れ、こちらもベスト16の成績で同大会を去った。
韓国紙「中央日報」は24年1月12日に開幕予定のアジアカップを前に「優勝を誓う韓国とは違い、日本の選手たちはどこか不満げだ」と、日本選手の過去コメントを伝えている。
スペイン現地紙の報道で、スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英は離脱前のラ・リーガ第19節アラベス戦後に「アジア杯がリーグ中に開催されるのが残念」と語ったとされる。また英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」の報道によると、イングランド1部アーセナルDF冨安健洋が「アジアカップもEURO(欧州選手権)と同じように6月に開催してほしい。なぜ1月に行われるのかは分からない」といった声を上げていたという。
こうした言葉を受けて「中央日報」紙は「日本代表内にこのような不満があるのは、主要メンバーのほとんどがヨーロッパでプレーする選手だからだ」と発言の理由を考察。「日本は最終登録メンバー26人のうち約77%に当たる20人を欧州リーグでプレーしている選手で埋め尽くした」と説明する。
その一方「韓国代表チームの雰囲気はかなり違う」と考え方の違いを指摘。「1960年以来、64年間も優勝していない無念を晴らそうという総意がある」と、選手や国が懸ける今大会への思いを強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)