古橋亨梧、“代表落選”は「セルティックにとって大きなボーナス」 OBが語った懸念点は?
元スコットランド代表FWウォーカー氏が言及
スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は、カタールで開催するアジアカップのメンバーから落選した。昨季のスコティッシュ・プレミアシップの得点王とMVPも受賞したストライカーが、カタール・ワールドカップ(W杯)に続き、再びビッグトーナメントへの落選はスコットランドでも話題になっている。セルティック専門メディア「67Hail Hail」はクラブOBの元スコットランド代表FWアンディ・ウォーカー氏のコメントを報じた。
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古橋は今シーズンも公式戦29試合に出場して10得点3アシストを記録。リーグ戦では8得点で得点ランク6位と、昨シーズンほどのゴールを挙げることはできていない。それでも現地時間12月30日のレンジャーズ戦では、決勝ゴールとなるミドルシュートを決めてあらためて大舞台での強さを証明した。
そんな古橋がアジアカップの日本代表メンバーから落選されたことについては、ウォーカー氏は「驚いた」と語った。
「彼が代表活動に招集されなかったことは驚きだったよ。だが、もちろんそれはセルティックにとっては大きなボーナスだ。先週も彼のゴールについて話をしたけれど、大舞台になればなるほど、彼は常に得点をする。特にレンジャーズ戦では決めるし、あのゴールは最上級だった」
セルティックが古橋を失わずに戦えることをメリットとしたウォーカー氏だが、古橋の心境を心配しているようだ。
「日本代表から落選したことを、彼がどう捉えるかが気になるところだ。彼は間違いなく高い能力の持ち主だ。セルティックのために重要なゴールを挙げている。彼は代表の試合を間違いなくプレーしたいはずだ。彼がまだチャンスだと考えて『彼らに欠けているものを見せてやる』と意気込んで得点を量産できるかだ」
カタールW杯後、セルティックでは大活躍を見せた古橋だが、再び自身の価値をピッチで示すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)