ピケがビルバオ戦の判定に異議 レアル誤審騒動も持ち出し「我々はフットボールをしたい」

「相手が9人になったということは…」

 さらには同40分には、ビルバオのスペイン代表FWアリツ・アドゥリスが、バルサのフランス代表DFサムエル・ウムティティの喉に危険な肘打ちを見舞った。悶絶したウムティティが抗議すると、逆にイエローカードを受けた。激しいプレーにより、ビルバオは後半に退場者を2人も出したが、バルサの逆襲を後半7分のFWメッシの芸術的FKによる1点に止めた。

 ピケは前日のスペイン国王杯のレアルとセビージャの一戦で、主審の疑惑の判定によりレアルに2ゴールが認められたことを批判。レアルびいきのスペイン地元紙「マルカ」ですら誤審騒動を持ち出し、審判団を「レアル寄り」と断罪していた。

「試合の前半は最高レベルではなかった。そして、彼らは決定機を生かした。後半我々が修正し、良くなった。相手が9人になったということは、彼らがファウルで止めるしかなかったことを意味する。同点にできなかったのは残念だが、まだチャンスはある。2-1ならまだ可能性は大きい。僕は楽天的だ。間違いない」

 ピケは最後に前を向き、第2戦での逆襲を誓った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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