アジアカップの地・カタールに日本代表が到着! 森保監督「W杯出場国と優勝を争うことになる」【現地発】
選手は5日、ホテル内のトレーニングで汗を流した
1月5日、日本代表はアジアカップの地、カタールに到着した。ハマド国際航空に降り立つと、さっそく地元メディアが森保一監督に直撃取材している。
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インタビュアーは「カタールへようこそ。私の意見としては、数字が物語っているとおり日本代表が現時点のアジアで一番強いチームだと思います。この大会で優勝するのではないですか」と日本に対してリスペクトのこもった質問をした。
これに対して森保監督は「そうですね。我々はこのアジアカップで優勝を目指して戦っていますが、アジアの対戦する国々は強豪国も多いので、我々が常にベストの力を出すことが重要だと思っています」と浮かれることなく回答した。
さらに「このトーナメントでほかのチームのレベルはどう考えますか?」と聞かれると、監督はよどみなく「我々と同様に優勝を狙えるチームが多いと思います」とまず一言。そして「特にカタールのワールドカップに出場した国(日本、カタール、イラン、韓国、オーストラリア、サウジアラビア)は大きな経験をしていますし、優勝を争うことになるかと思います」と続け、初めてライバル視しているチームがどこなのかを明らかにした。
この日、選手たちは練習場には行かずホテル内のトレーニングで汗を流した。6日からトレーニングをスタートし、9日には非公開で練習試合を行う予定となっている。
なお、多くの選手は5日中に合流予定になっているが、最終的には8日の夜に全員が揃う予定になっていて、全員でのトレーニングが始まるのは10日からになりそうだ。
空港には大会関係者用のエクスプレスレーンが用意されるとともに、旅行者向けのアジアカップのインフォメーションブースが設置され、メインメディアセンターもオープン。カタールに再びサッカーの熱気が戻ってこようとしている。
(森雅史 / Masafumi Mori)
森 雅史
もり・まさふみ/佐賀県出身。週刊専門誌を皮切りにサッカーを専門分野として数多くの雑誌・書籍に携わる。ロングスパンの丁寧な取材とインタビューを得意とし、取材対象も選手やチームスタッフにとどまらず幅広くカバー。2009年に本格的に独立し、11年には朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌で開催された日本代表戦を取材した。「日本蹴球合同会社」の代表を務め、「みんなのごはん」「J論プレミアム」などで連載中。