サウサンプトン主将DFが移籍志願 強力ライバルの流出で吉田に先発奪取のチャンス到来か
EURO優勝メンバーのフォンテが、クラブに意思表示をしたことが判明
日本代表DF吉田麻也が所属するプレミアリーグ・サウサンプトンの主将を務めるポルトガル代表DFジョゼ・フォンテが、移籍志願をしていることが明らかになった。英公共放送「BBC」が報じている。
サウサンプトンのディレクターであるレス・リード氏が同局の取材に応じ、「フォンテは移籍願望を明確にした。クラブを去りたいという意思を正式な要求とした」と話し、移籍志願が行われたことを明かした。
33歳のフォンテは2010年にクリスタル・パレスから加入して以来、サウサンプトンの最終ラインを支えてきた。昨年にはポルトガル代表の一員として欧州選手権の決勝トーナメントでレギュラーを奪い、同代表の初優勝に大きく貢献した。
フォンテは吉田にとって、センターバックのポジション争いのなかで強大な存在になっていたが、クラブを去ることが濃厚になった。吉田にとっては、サウサンプトンでレギュラーを確保する大きなチャンスが訪れたと言えそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1