リバプール遠藤航、アジア杯参戦に本音吐露 英注目「アンフィールドに残りたいと認めた」
クラブで好調キープのなか、アジアカップ参戦でチームを一時離脱
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、中盤での好パフォーマンスにより12月のクラブ月間最優秀選手に選出。チーム内での評価を上げるなかで、アジアカップ参戦によりチームを離脱する状況に関して、複雑な心境を明かしている。複数の英メディアが報じた。
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遠藤は今夏、ドイツ1部シュツットガルトから加入後、定位置争いで後手を踏んだものの、昨年12月に入り評価が上昇。12月3日のフルハム戦で途中出場から値千金の同点ミドル弾を叩き込み、4-3勝利に貢献すると、以降8試合の公式戦でスタメン出場を続けた。
持ち前のデュエルを武器に中盤を制圧するパフォーマンスで一気に序列を上げ、今やリバプールの中盤に不可欠な存在に。クラブ公式サイトが行った12月度月間最優秀選手のファン投票では、モハメド・サラーやトレント・アレクサンダー=アーノルドといった主力を抑え、1位に選出される快挙も成し遂げた。
こうしたなかで、遠藤はカタールで開幕するアジアカップに日本代表の一員として臨むため、一時クラブを離脱。日本が決勝に進出した場合、1か月以上はチームから離れるシチュエーションに置かれることについて語ったコメントを、英紙「ガーディアン」や「デイリー・ミラー」が伝えた。
遠藤は「もちろんここに残りたい。けれど、キャプテンなので、代表チームとしてプレーすることも重要なこと。 今は代表チームに集中してベストを尽くす。アジアカップのタイトルを持って帰ってきたい。自分と(アフリカ・ネーションズカップで離脱する)モー(サラー)がいなくてもリバプールはうまくやっていけると確信している」と、複雑な心境を覗かせている。
「ガーディアン」紙と「デイリー・ミラー」紙ではそれぞれ「調子を取り戻し始めた矢先、アジアカップのためにマージーサイドを離れることに矛盾した感情があることを認めた」「日本人ミッドフィールダーはアンフィールドに残りたいと認めている」と報道。クラブで好調を維持する日本人MFの本音に脚光を当てていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)