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アジア杯制覇へ、韓国の“悲願”を母国報道「最大のライバルは日本」 警戒強める理由「すべてのシナリオが噛み合って初めて…」
決勝までの道のりを韓国メディアが考察
森保一監督率いる日本代表は、1月12日にカタールで開幕するアジアカップに挑む。同大会でタイトルから遠ざかっている韓国代表の母国メディアは「日本よりまずは中東と対戦へ」と、64年ぶりの優勝への野心を報じた。
1956年に創設されたアジアカップは、今回で第18回目の開催。日本はこれまで大会最多4度の優勝を誇る一方、韓国は初開催の56年大会から2連覇を成し遂げたのちタイトル獲得を成しえていない。
韓国メディア「mydaily」は「サッカー韓国代表チームが、64年ぶりのアジアカップ制覇に向けて始動」と母国チームの動きを報じつつ「韓国サッカーの悲願であるアジアカップの頂点を取り戻すため、力を合わせる」と大会に懸ける思いの強さを伝えた。
グループEに入った韓国は、まずバーレーン、ヨルダン、マレーシアと対戦予定。記事では「もちろん、グループ首位が目標だ」と目指すべき指標を示し「韓国の最大のライバルは、アジアカップ最多優勝(4回)を誇る日本だ」とライバル視する日本への警戒も強めている。
「招集リストのほとんどを欧州組で埋めている日本は、最近Aマッチ9連勝という“脱アジア級”の活躍を見せた。彼らはグループCでベトナム、イラク、インドネシアと争う」
また「韓国が日本とのグループリーグで首位に立てば、決勝で日本と対戦する可能性は高い」と決戦の舞台を想定しながらも「韓国代表はまず、ラウンド16以降に対戦する中東の強豪を上回る必要がある」とトーナメントに勝ち上がってくるであろうイランやサウジアラビア等の国との対戦可能性にも触れた。
「全体的にアジアのチームはレベルアップしている。オーストラリアはやはり強力で、中央アジアの強豪ウズベキスタンも要注意だ。中東勢のイラクやアラブ首長国連邦は決して楽な相手とは思えない」
最後に「日本との決勝対決は、すべてのシナリオが上手く噛み合って初めて可能になる」と、日本戦を実現するまでには幾多もの勝利が必要になる点も挙げ「最初から最後まで集中力を切らさずに戦う必要がある。64年ぶりのアジアカップ制覇という茨の道を乗り越えなければならない」と決意を新たにしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)