古橋亨梧は「もっとリスペクトされるべき」 今季スコットランド“ベスト11”選出で現地反応「タイトルの行方を左右する」
サットン氏が今季ここまでのスコットランド“ベスト11”選出
解説者の元イングランド代表FWクリス・サットン氏が今季ここまでのスコットランド1部リーグベストイレブンに日本代表FW古橋亨梧を選出。「彼は決定的な試合で活躍するビッグゲームプレーヤー」と賛辞を送っている。
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古橋は今季のスコットランドリーグで22試合に出場し8得点。カップ戦も含めるとここまで29試合で10得点を決めている。27ゴールで日本人選手として初めて欧州主要リーグ得点王に輝いた昨季に比べれば得点のペースは落ちているものの、セルティックの得点源として活躍している。
サットン氏は古橋が本調子ではないなかでも、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で現時点でのリーグベストイレブンに古橋を選出。「彼を選んだのは、彼が決定的な試合で活躍するビッグゲームプレーヤーだからだ」と理由を明かした。
同氏は同じくベストイレブンを選出したレンジャーズOBのクリス・ボイド氏が古橋を選ばなかったことについて「彼は(ハーツFW)ローレンス・シャンクランドを高く評価していて、亨梧を評価したがらない。まあ、これで亨梧が寝不足になるとは思わないけどね」とその選考基準に疑問を呈するほど古橋を高く評価している。
昨季を基準に考えれば、古橋が今季のベストイレブンに選ばれるかどうか確かに議論の余地があるところだろう。だが、セルティック専門メディア「67 Hail Hail」もサットン氏の評価に重ねて、「古橋亨梧はもっとリスペクトされるべきだ」とこの日本人ストライカーを絶賛。セルティックの周囲での評価はやはり揺るぎないものとなっている。
「彼がスコットランドサッカー界で成し遂げてきたことはセンセーショナルだ。ビッグゲームプレーヤーであり、調子にかかわらず、あらゆる面で信頼できる。頭の回転が速い選手で、昨季三冠を達成した大きな理由であり、彼の存在がタイトルの行方を左右する。後半戦に向けて亨梧が調子を上げれば、タイトル争いが一方的になることはスコットランドにいるは全員が知っている」
28歳の点取り屋はシーズン後半戦に調子を取り戻し、チームにタイトルをもたらす活躍を見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)