リバプール遠藤航が明かすアジア杯への心境「代表でプレーする必要がある」 複雑胸中「少しは」も…自信胸にカタールへ
リバプール公式がインタビューを公開
イングランド1部リバプールは、現地時間1月1日に行われたプレミアリーグ第20節でニューカッスルと対戦し4-2で勝利した。この試合に先発出場した日本代表MF遠藤航は後半30分にベンチに下がったが、リバプール専門メディアがマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出するなど絶大な存在感を示した。そのなかで、クラブ公式は遠藤のインタビューを公開。アジアカップへ向かう心境を語っている。
プレミアリーグの前半戦を首位で折り返したリバプールは、2024年の最初の試合でニューカッスルと対戦。遠藤が公式戦8試合連続先発となった一戦は、サラーのPK失敗もあり、前半を0-0のスコアレスで終える。しかし、後半の立ち上がり4分には自陣からのカウンターからサラーが先制ゴールを記録する。一度は同点に追い付かれたリバプールだったが、その後、MFカーティス・ジョーンズのゴールで勝ち越すと、サラーのクロスからFWコーディ・ガクポが追加点。相手に2点目を許したものの、試合終了間際にはサラーがこの試合2度目のPKを確実に決めて4-2で勝利した。
これにクラブ公式は「レッズがアンフィールドでニューカッスル・ユナイテッドを4対2で破った際に、また素晴らしいパフォーマンスを見せてクラブの任務を終えた」と綴って、12日に開幕するアジアカップへ合流すると伝えた。
「30歳の彼は、夏のシュツットガルトからの移籍後、ユルゲン・クロップ監督の中心選手としての地位を確立してアジアカップに臨むが、リバプールでの重要な試合を欠場することを考えると、その興奮には少し失望が混じっていることを認めている」
遠藤は複雑な心境について尋ねられると「はい、実際に少しは」と語り「しかし、僕が代表チームでプレーする必要があることは知っています。このクラブでプレーしたここ数試合で自分がなぜここにいるのかを証明できたと思う。だからカタールに行ってできればいい結果を出してここに戻ってくるつもりだ」と、日本代表として優勝を手にしてリバプールへ帰還することを誓った。
ニューカッスル戦は「大きな勝利。2024年に向けていいスタートになった」と手応えを掴んだ遠藤。万全の状態で日本代表へと合流する。
(FOOTBALL ZONE編集部)