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今冬の移籍が噂されるミランFW 北京国安から年俸12億円オファーも中国行き拒否
セビージャやPSG移籍も噂されるバッカ “爆買い”の誘惑に興味示さず
ACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが、中国からの巨額オファーを断ったという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
バッカにオファーを投じたのは、昨年4月まで元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が指揮を執った北京国安だという。そのオファーは、バッカに対して年俸1000万ユーロ(約12億円)の3年契約を提示したとされている。
バッカは今季開幕前にも去就が不透明とされ、この冬の移籍市場でも古巣セビージャや、そのセビージャ時代に指揮を執っていたウナイ・エメリ監督が率いるパリ・サンジェルマンが獲得に乗り出しているとされていた。しかし、移籍市場がオープンになって最も早く具体的なオファーを出したのは中国だった模様だ。
「ガゼッタ」紙は、「バッカが興味を示さず一蹴した」としている。そして、ミラン残留を基本線にしているとも報じた。高額年俸には目もくれず、ミランでのプレーに集中する意向のようだ。
ミランは冬の移籍市場で補強予算がなく、元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノをスパルタク・モスクワに放出するなどして資金をねん出しようとしている。バッカもまた高額オファーがあれば移籍の可能性がある選手とされていたが、“爆買い”の中国行きはコロンビア人ストライカーの選択肢には存在しないようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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