1000万円超が1つの目指すステータス!? 日本代表OBが語る国内サッカー選手の「マイカー事情」
栗原勇蔵氏が知るなかでは元日本代表FW大黒将志氏やマルキーニョス氏は2000万円超
元日本代表DF槙野智章氏は、自身の公式YouTubeチャンネル「槙野智章の俺じゃけん」でテスラ新型モデルXの納車の様子を公開し、タイヤなどをカスタマイズして約1700万円に上ったハイテク車が注目を集めた。日本のサッカー選手の“マイカー事情”はどうなっているのか、元日本代表DF栗原勇蔵氏に訊いた。
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現役時代にサンフレッチェ広島、ドイツ1部ケルン、浦和レッズ、ヴィッセル神戸でプレーし、2022年12月25日に現役を引退した槙野氏。日本代表の一員としてワールドカップ(W杯)にも出場した36歳は、現在は解説業やサッカー指導など多岐にわたって活躍を続けている。そのなかで、自身のYouTubeチャンネルでテスラ新型モデルXの納車模様を公開し、「1700万(円)くらいになった」というハイテク車が注目を集めた。
横浜F・マリノス一筋で18年プレーし、日本代表としても計20試合に出場した栗原氏は、自身は過去に日産のエルグランド(メーカー希望小売価格403万8100円~)などに乗り、現在は日産のGT-R(1375万円~)を愛用していると明かしたうえで、「サッカー選手の多くは、まずは試合に出て、いい車を買うという目標を持つ傾向があると思います」と語る。
「新人時代は中古で国産車・外国車を買うことが多く、いわゆるA契約(最低年俸460万円。年俸の上限なし。J1は450分、J2は900分、J3・JFLは1350分の出場時間をクリアした場合に結べる)になって、収入が増えたらまず高級車を買う。ブランド品や時計もありますけど、大きな買い物と言えば車。自分へのご褒美として、だいたいの選手が通る道ではないでしょうか。自分たちの時は、いい車に乗ることで見られる目も変わる時代でしたし、ベンツやBMWに乗る選手は多かったです」
栗原氏は、「金額は人それぞれ」と前置きしつつ、「1000万円が1つの目指すステータスで、本当に車が好きな選手はさらに高いモデルに行く」として、フェラーリ、ランボルギーニ、ベントレー、アストンマーティンなど高級外車の名前を挙げた。
「(元日本代表FW)大黒将志さんは車好きで、『車は相棒』と言っていたほど。ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリに乗っていたイメージがあります。(ブラジル人助っ人FWの)マルキーニョスも、たしかランボルギーニとか高級車に乗っていました。俊さん(元日本代表MF中村俊輔氏)も車好きで、ベンツに乗っていましたし、ベントレーやアストンマーティンの外車も好きでした。現役でもランボルギーニ、ゲレンデ(メルセデス・ベンツのGクラス)とか、2000万、3000万、4000万円の車を所有する選手もいると聞きます。特に、地方クラブの選手が高級車を買ったという話はよく耳にする印象です」
ピッチ上でのプレーはもちろん、所有する車にも選手たちの個性が出ているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)