中国代表が「マナーでも完敗」 3人退場の大荒れ…香港に39年ぶり敗戦「大恥かいた」「恥辱的」

中国代表が香港代表に敗戦【写真:Getty Images】
中国代表が香港代表に敗戦【写真:Getty Images】

中国が香港に1-2逆転負け、韓国メディア注目「3人が退場となる寸劇を繰り広げた」

 アジアカップ開幕に向けて、中国代表が1月1日にUAEで香港代表と非公開の国際親善試合を行い、1-2と逆転負けを喫した。中国の選手とコーチ合わせて3人の退場者が出る荒れ模様となり、韓国メディアは「中国はマナーでも完敗だった」「恥辱的な敗北を味わった」と報じている。

 この試合はUAE・アブダビにて非公開で行われたなか、韓国メディア「xportsnews」は「今回の試合はFIFA(国際サッカー連盟)公認の国際Aマッチだったが、アジアカップを控えるなかで露出を避けるため、中国側の要求により非公開で行われた」と背景に触れている。

 試合は中国が前半9分に先制したものの、後半に同点ゴールを献上。その2分後に中国が1人退場となり、同14分には逆転ゴールを奪われた。その後は中国のコーチが退場処分を受け、中国選手がさらに退場処分を受けて9人となり、1-2で香港に敗れた。

「中国が香港に敗れたのは1985年以来39年ぶりのことだ」と韓国メディアが注目し、「中国のFIFAランキングは79位で、150位の香港よりはるかに高い。ランキングどおりなら香港を相手に快勝するべきだったが、拙戦の末に大恥をかいた」と続けた。

 また退場者が3人出た展開について、「中国はマナーでも完敗だった。後半11分、中国MFが審判に侮辱的な発言で一発退場となった。後半19分にはスタッフ1人が退場となり、後半27分にはもう1選手がレッドカードを受けた。選手とコーチ合わせて3人が退場となる寸劇を繰り広げ、香港に恥辱的な敗北を味わった」と指摘した。

 1月12日に開幕するアジアカップで、グループAの中国は開催国カタール、タジキスタン、レバノンと同組。「一時、アジア最強の座に挑戦した中国サッカーは依然として足踏み状態だ」との評価を韓国メディアから受けているなか、アジアカップでどんな戦いを見せるのか注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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