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中国代表、香港に39年ぶり敗戦で母国メディア衝撃 「屈辱!」「恥ずかしい思いをした」
非公開で行われた国際親善試合、中国が香港に1-2逆転負け「2024年のスタートは最悪」
アジアカップ開幕が控えるなか、中国代表が1月1日にUAEで香港代表と非公開の試合を行い、1-2の逆転負けを喫した。中国メディアは「屈辱!」「中国代表は恥ずかしい思いをした」と報じている。
非公開で行われた国際親善試合で中国が思わぬ敗北を喫した。中国大手メディア「SOHU」は「屈辱! 中国代表が39年ぶりに香港代表に敗れた。最後に負けたのは1985年5月19日」と報じている。
記事では「中国のスタートは上々だった。試合開始から9分に先制ゴールを決めた。しかしリードを奪ったあと、中国チームの攻守の組織は乱れ、相手に完全に抑え込まれた」と試合を振り返る。思うように主導権を握れなかった中国はハーフタイムの選手交代でテコ入れを試みたものの、後半は中国2選手と中国コーチ1人が退場する荒れ模様となった。
「後半開始から3選手を交代させた。しかし、この交代策もチームの衰えを変えることはできなかった」
後半9分に同点ゴールを献上した中国は、その2分後にレッドカードを受けて1人退場となり、「さらに消極的なシーンが目立った」と指摘。同14分に逆転ゴールを許すと、その後は中国のコーチが退場処分を受け、続いて中国選手がさらに退場処分を受けて9人となり、為す術なく敗れた。
中国メディアが「2024年のスタートは最悪」と評した一戦。FIFAランキングで79位の中国が150位の香港に敗れ、「世界ランキングで70位以上も下の香港に負け、中国代表は恥ずかしい思いをした」と伝え、母国では敗戦に衝撃が広がっている。
1月12日に開幕するアジアカップで、グループAの中国は開催国カタール、タジキスタン、レバノンと同組。一方、グループCの香港は、イラン、UAE、パレスチナと同組となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)