青森山田、市立船橋らが8強入り! 前回大会V岡山学芸館、4強の大津はPK戦で涙【高校選手権3回戦まとめ】
首都圏4会場で3回戦を実施、ベスト8進出校が出揃う
第102回全国高校サッカー選手権は1月2日に首都圏4会場で3回戦の試合を行い、ベスト8が出揃った。
柏の葉公園総合競技場の第1試合は、市立船橋(千葉)と星稜(石川)の優勝経験校対決に。1-1の同点から前半終了間際に勝ち越した市立船橋は、後半にも2ゴールを重ねて4-1の勝利を収めた。また、等々力陸上競技場の第1試合ではインターハイを制した明秀日立(茨城)が登場。近江(滋賀)との対戦はPK戦にもつれ込んだが、近江に軍配があがり夏の王者が姿を消した。
浦和駒場スタジアムの第1試合では地元埼玉の昌平が前回大会4強の大津(熊本)を迎え撃った。2度に渡って先手を取られる展開になった昌平だが粘りを見せ2-2の同点でPKに持ち込んでの勝利で、過去最高成績の8強に並んだ。駒沢陸上競技場の第1試合は、佐賀東(佐賀)が富山第一(富山)を相手に開始早々のオウンゴールで先制を許すも、そこからのゴールラッシュで5-1と逆転勝利を飾った。
浦和駒場スタジアムの第2試合では3回優勝の青森山田(青森)が初出場の広島国際学院(広島)にFW米谷壮史がハットトリックを達成するなど7-0の完勝で準々決勝へ。一方で、柏の葉公園総合競技場の第2試合では、前回優勝の岡山学芸館(岡山)が初出場の名古屋(愛知)と対戦し、PK戦の末に敗れ8強を前に大会を去った。
等々力陸上競技場の第2試合は、U-17日本代表のMF名和田我空を擁する神村学園(鹿児島)がパスワークで話題の神戸弘陵学園(兵庫)と対戦。1-1で迎えた後半31分に名和田が決勝ゴールを奪い、2-1の勝利を収めた。駒沢陸上競技場の第2試合では、地元の堀越(東京A)が名桜(秋田)に1-0で勝利して準々決勝へ進んだ。
4日の準々決勝では、浦和駒場スタジアムで青森山田と昌平、神村学園と近江が対戦。柏の葉公園総合競技場で市立船橋と名古屋、堀越と佐賀東が対戦する。