佐野日大は劇的な逆転勝利で初の4強へ

　フクアリの第1試合は、佐野日大（栃木）と駒澤大高（東京A）の関東勢対決となった。佐野日大は守備的な戦術を採用。粘り強く守っていたが、後半22分に先制点を与えてしまう。そこから攻めに転じると、同27分に同点。さらに後半アディショナルタイムには決勝弾を叩き込み、劇的な展開で初のベスト4進出を決めた。

　そして名門対決となった第2試合では、幾多のJリーガーを輩出してきた前橋育英（群馬）と滝川第二（兵庫）が激突。ここまでの3試合で13ゴールを叩き出してきた滝川第二だったが、この試合では前橋育英が攻め込む時間が長く続いた。そして前半20分過ぎにPKを得た前橋育英が先制に成功すると、後半37分にもPKを獲得して2点目をゲット。2-0と勝利を収めて、2大会ぶりの準決勝進出を決めた。準決勝は隣県の代表校である佐野日大との、「両毛対決」となる。

　準決勝の対戦カードは以下のとおり。

■1月7日12:05キックオフ

東海大仰星（大阪） ×青森山田（青森）【埼スタ】

■1月7日14:20キックオフ

前橋育英（群馬）　× 佐野日大（栃木）【埼スタ】

▼その後の日程

決勝　1月9日（14:05＠埼スタ）

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web