選手権ベスト4決定! 青森山田と“大金星”東海大仰星が激突、前橋育英と佐野日大は“両毛対決”に挑む

前回王者の東福岡が敗れる波乱 優勝候補筆頭の青森山田は貫禄の準決勝進出

 第95回全国高校サッカー選手権は5日に等々力陸上競技場とフクダ電子アリーナで準々決勝4試合が行われ、7日に埼玉スタジアムで行われる準決勝に進出する4チームが決定した。

 等々力での第1試合では、今大会最大の波乱が起きた。連覇を狙う前年度王者の東福岡(福岡)は、東海大仰星(大阪)との一戦に臨み、前半から決定機を迎えるものの得点を奪えず。逆に後半27分、CKからの自陣ゴール前での混戦で、こぼれ球を押し込まれて0-1と敗れた。大金星を挙げた東海大仰星は、初の4強進出となった。

 ジャイアントキリングの余韻が冷めやらぬなかで行われた第2試合には、優勝候補筆頭の青森山田(青森)が登場。12月に高円宮杯U-18プレミアリーグEASTを制し、WEST王者・サンフレッチェ広島ユースとのチャンピオンシップも制して日本一となった青森山田は、埼玉県勢6大会ぶりのベスト8に進出した正智深谷(埼玉)との一戦でも貫禄を見せた。前半13分に幸先良く先制すると、後半にも2点を加点。その後、1失点を喫したものの危なげない試合運びで、2大会連続のベスト4進出を決めた。悲願の選手権初制覇へ、準決勝では波乱の主役となった東海大仰星の挑戦を受ける。

 

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