古橋亨梧は「優勝争いを助ける」 アジア杯落選でセルティック現地反応「ファンにとって良いニュースになるかも」

セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】

前田、旗手は日本代表メンバーとしてアジア杯へ

 スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧は、今月中旬に開幕するアジアカップの日本代表メンバーに選出されなかった。2021年に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)に続く落選は、スコットランドでも注目を集めている。英紙「スコティッシュ・サン」は、「古橋亨梧にとっての悪いニュースは、セルティックのファンにとって良いニュースになるかもしれない」と見出しを打って報じている。

 森保一監督は、1月1日に行われたタイ代表との国際親善試合(5-0)の試合後にアジアカップのメンバーを発表した。セルティックからはFW前田大然とMF旗手怜央の2選手が選出されたが、古橋は26人のリストから漏れる結果となった。

 昨シーズンのスコットランドリーグ得点王であり、リーグ最優秀選手に輝いた古橋は、今シーズンは昨季ほどのペースでゴールを挙げられていない。それでも現地時間2023年12月30日に行われた宿敵レンジャーズとの一戦では、鮮烈な左足でのミドルシュートで決勝ゴールを決めて2-1の勝利の立役者となり、復調を感じさせていた。

 記事では「日本人ヒーローは、オールド・ファームで決勝点を挙げたが、日本代表の森保一監督が驚きの招集外としたため、まだしばらく留まることとなった」とし、「チームメイトの前田大然と旗手怜央は、韓国代表FWオ・ヒョンギュとともにアジアカップへ向かう。だが、キョウゴは森保監督が『ベストメンバー』としたショッキングな代表メンバー発表の後、スコットランドに留まってセルティックのスコティッシュプレミアシップの優勝争いを助けることになる」と、リーグ3連覇を目指すセルティックにとって大きな後押しになる可能性を指摘した。

 カタールW杯に出場したメンバーが14名と、この1年で大きく顔ぶれが変わりつつある日本代表だが、W杯に続き、アジアカップもメンバー外となった古橋は、セルティックであらためて自身の価値を証明することができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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