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“関東勢対決”を制した佐野日大 終了間際の劇的弾で駒澤大高を撃破、過去最高ベスト4進出!
佐野日大は5バックと4人のMFで守備を固める策に出る
ベスト8の関東勢対決は試合終了間際の劇的ゴールで決着がついた。第95回全国高校サッカー選手権は5日に準々決勝が行われ、フクダ電子アリーナの第1試合は佐野日大(栃木)と駒澤大高(東京A)が対戦し、1-1の同点で迎えた後半アディショナルタイムの決勝ゴールで佐野日大が2-1で勝利した。
佐野日大はFW野澤陸を前線に残し、5バックと4人のMFで守備を固める策に出た。自陣では必ずと言っていいほどにセーフティーなクリアを選択し、少ないチャンスに賭けた。そのなかで前半9分、左サイドからのシンプルなクロスを野澤が頭でつなぐと、背後に走り込んできたMF佐野拓海がシュート。しかし、これはクロスバーに当たって跳ね返った。前半では唯一の決定機だったがものにできなかった。
一方の駒澤大高は守備を固められてスペースのないところに効果的な攻撃を繰り出せず、圧倒的にボールを保持したものの前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると2分、駒澤大高の左CKはミスキック気味にニアサイドに飛んだが、そこでの混戦からボールがゴールに転がり込んだかに見えた。しかし、審判団の判定はラインを超えていないとしてノーゴール。先制とはならなかった。
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