田中碧、鎌田大地、古橋亨梧落選 森保監督、具体的説明は回避も…「招集できる条件の中でベストということ」
アジアカップはインターナショナルマッチデーと同じ扱い
1月12日にカタールで開幕するアジアカップに挑む日本代表メンバー26名が1月1日に発表された。大きな驚きとなったのが、1月1日に行われたタイ戦(5-0)で2024年の日本代表初ゴールを挙げたドイツ2部デュッセルドルフのMF田中碧、そしてイタリア1部ラツィオに所属するMF鎌田大地の2選手が外れたこと。また、スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧も選外となっている。
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この3選手の落選について、記者会見で問われた森保監督は、「1人1人の招集していない選手については、この場でのお話は避けさせていただけたらなと思います。でも、招集できる条件の中で、ベストということで、このグループを作らせていただいています」と、具体的な説明は避けた。
このコメントの前には、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが、「FIFA(国際サッカー連盟)のルールで大陸チャンピオンを決める大会はインターナショナルマッチデーと同じ扱い。大会前と決勝まではクラブにリリース義務が発生する」と語っており、今回のアジアカップは招集されれば、クラブが拒否することはできない状況にあるとしている。
だが、森保監督は「詳しくはお話できませんが、置かれている状況がいろいろあります。グループ全体を見た時に招集していないことは、今、言われた選手以外にも該当する選手がいっぱいいます。カタールW杯でチーム編成をするにあたり、いろんな条件でベストを選んだということで理解してもらったらと思います」と、コメントしていた。