日本は「格が違いすぎる」 アジアカップ前に対戦国メディア警戒…“セカンドチーム”に「タイは大敗」

日本代表が5-0で快勝スタート【写真:Getty Images】
日本代表が5-0で快勝スタート【写真:Getty Images】

タイ相手に5-0で勝利

 森保一監督が率いる日本代表は1月1日、国立競技場でTOYO TIRES CUP2024を行いタイ代表相手に5-0で勝利した。12日に開幕するアジアカップで日本と同グループのベトナムの現地メディアは「両チームの格が違いすぎる」と対戦国へ警戒を強めている。

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 新戦力のテストも兼ねたこのゲームでは、DF藤井陽也、MF奥抜侃志、MF伊藤涼太郎の3選手が先発で代表デビューを果たした。前半は0-0で折り返したなか、ハーフタイム後に流れは一気に日本へ傾く。

 MF堂安律とMF中村敬斗が後半開始から投入されると、同5分にMF田中碧が先制ゴール。堂安のサイドチェンジから生まれた得点だった。同27分には中村が追加点。その2分後には相手のオウンゴールで3点目を奪うと、MF川村拓夢のA代表初ゴールも生まれる。

 後半アディショナルタイムには、MF南野拓実がダメ押しの5点目をゲット。大量得点で後半タイを圧倒し、日本が5-0の完封勝利を収めた。

 この試合を受けてベトナムメディア「Dân trí」は「タイは新監督のデビュー日に、日本に大敗」と結果を報じている。

「石井正忠監督は日本との親善試合でタイ代表のデビューを飾った。多くの柱を欠いたままこの試合に臨んだなか、日本も冨安健洋、遠藤航、久保建英、鎌田大地、三笘薫ら多くの欧州組を欠き、セカンドチームで試合に挑んだ」

 同メディアはそれぞれ主力を欠くメンバーでの対戦であることを指摘したうえで「完全にゲームをコントロールした日本は優位性を見せた。ホームチームは前半にもチャンスを作ったが、細谷真大や伊東純也はそれを上手く生かせなかった。同時に、タイのディフェンスは、相手を上手くブロックし良いプレーを見せていた」と全体的に優位に試合を進めた日本を、前半はタイ側が上手く抑え込んだと評価した。

 ハーフタイム後の日本のゴールラッシュについては「後半に状況は一変。後半開始5分で田中碧が先制ゴールを決め、日本はその後もプレッシャーをかけ続けた」とレポート。「日本チームはタイに5-0で快勝した。両チームの格が違いすぎる」と後半に顕著となった両国の差を報じていた。

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