中村敬斗が代表“5試合5ゴール目”「ラッキーです」 ペナルティーエリアで生きる持ち味「意識している」
中村は後半に追加点
日本代表は1月1日、国立競技場でタイ代表との国際親善試合を行い5-0の勝利で終えた。MF中村敬斗(スタッド・ランス)は後半途中から自身代表5ゴール目を決め、試合後には「たまたまこぼれてきたのでラッキーです」と振り返った。
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スタメンには新戦力のテストも兼ねて、A代表デビューとなるDF藤井陽也、MF奥抜侃志、初招集のMF伊藤涼太郎が名を連ねる。前半はタイ相手に最終局面を崩すことができず、スコアレスでハーフタイムを迎えた。
中村はMF堂安律とともに、後半スタートから投入。すると一気に流れは日本へ。同5分にMF田中碧のゴールで先制する。さらに同27分、中村が結果を残す。厚みのある攻撃からMF佐野海舟がシュートを放つとGKが弾いたこぼれ球を中村が蹴り込んで追加点を決めた。
その後相手のオウンゴール、MF川村拓夢のA代表初得点、MF南野拓実で仕上げて5-0の勝利。後半爆発した日本が大量得点でタイを圧倒した。
代表5試合で5ゴール目と好調を維持する中村。試合後、ベンチで見守っていた前半のゲームの入りの印象を聞かれると「タイが引いてくるのは分かっていたなかで1点目が入らないと難しくなると分かっていた」と率直な言葉を並べた。
自身の得点に関しては「(自分のゴールは)たまたまこぼれてきたのでラッキーです。今日のゴール含め、前の試合でもペナルティーエリア内でのボール。そこに入るの意識しているので形になって良かった」と感触を語った。
12日に開幕するアジアカップに向けては「まずはアジアカップがあるので、そこに向けて今日は良い勝利ができた。もっともっと上げていきたい」と話している。