日本代表OB、田中碧の2024年第一号ゴールを評価 「2列目から出てこれるのがいい」

日本代表の田中碧【写真:徳原隆元】
日本代表の田中碧【写真:徳原隆元】

槙野智章氏が後半5分の先制点を評価

 森保一監督率いる日本代表は、1月1日に国立競技場でタイ代表と国際親善試合で対戦。後半5分にMF田中碧に先制ゴールが生まれ、元日本代表DF槙野智章氏は「2列目から出てこれるのがいい」と評価している。

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 DF藤井陽也、MF奥抜侃志、MF伊藤涼太郎のA代表デビュートリオを含め、日本代表としての実績が少ない選手たちが多いなか、2021年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場していたMF伊東純也、MF田中碧の2人がチームを牽引。しかし、日本の連係不足と石井正忠監督の率いるタイ代表の堅守に苦しめられ、決定機を作る場面は少なかった。

 森保一監督は、ハーフタイムで奥抜と伊藤涼をベンチに下げて、MF中村敬斗を左サイドに、MF堂安律をトップ下に投入。これで流れが一気に好転する。

 後半6分、日本は左サイドから堂安が右にロングパスを供給。これを受けた伊東が中央にボールを入れようとしたが、相手のDFに引っかかる。しかし、ペナルティーエリア内に侵入していた田中碧がボールを回収して右足でシュート。これが決まり、日本の2024年のファーストゴールとなった。

 テレビ中継で解説を務める元なでしこジャパン(日本女子代表)のFW川澄奈穂美は「ボックス内に5人入っていた」と得点シーンを分析。元日本代表DF槙野氏も「2列目からボックスに入ってこれたのが大きかった。田中碧は2列目から出てこれるのがいい」と評価していた。

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