“パス11本”連係弾で話題の神戸弘陵、前橋育英相手に完封勝利…3回戦で前回ベスト4と対戦へ【高校選手権】
2-0で勝利して3回戦へ
第102回全国高校サッカー選手権は、12月31日に各地で2回戦を行い、ニッパツ三ツ沢球技場では、神戸弘陵学園(兵庫)が前橋育英(群馬)に2-0で勝利して3回戦に勝ち上がった。
29日の1回戦で仙台育英(宮城)に4-0と快勝した神戸弘陵は、この試合でも先手を取る。前半20分にフリーキックを得ると、DF阪上聖恩がゴール前に入れたボールが相手GKにパンチングされる。このボールを拾ったFW馬場悠平が折り返すと最後はDF藤本達真がヘッドでゴールに押し込んだ。
先制ゴールを挙げた神戸弘陵は、その後もチャンスを作り出す。前半の終了間際にはカウンターからMF北藤朔が圧巻の個の力を見せてフィニッシュまで持ち込んだが、ゴール前に懸命に戻ったDFにシュートをブロックされて追加点は挙げられなかった。
仙台育成戦でも見事なゴールを決めた北藤の2試合連続ゴールとはならなかったが、それでも後半7分には高い位置で相手からボールを奪うと、最後は先制点をアシストした馬場が右足で狙いすましたシュートを決めて2-0とリードを広げた。
試合終盤にはゴール前で直接FKのピンチもあった神戸弘陵だが、最後までゴールを許さずに2試合連続の完封勝利。3回戦では、前回大会ベスト4の神村学園(鹿児島)と対戦することとなった。
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