ベストイレブンは全員が初受賞

　JPFA（日本プロサッカー選手会）は12月31日、「極楽湯 presents JPFAアワード2023」の各賞を発表した。J3最優秀選手賞は王者・愛媛FCのFW松田力が初受賞を果たした。

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　JPFAアワードは昨年設立され、今年が2度目の開催となる。J1、J2、J3の各リーグと、海外クラブ所属選手なども含めた「JPFA」の4カテゴリでそれぞれ最優秀選手賞とベストイレブンが選手間投票によって決定する。

　松田は今季リーグ戦34試合でピッチに立ち、リーグ3位タイとなる13得点。リーグ優勝、そして3年ぶりとなるJ2復帰を果たす愛媛の攻撃を力強く牽引した。J3のMVPに続き、このJPFAアワードでも最優秀選手賞のタイトルを手にした。

　ベストイレブンでは優勝した愛媛FCから松田を含む最多6選手が名を連ね、過半数を占めた。19ゴールで得点王の松本山雅FCのFW小松蓮ら、全員が初受賞となった。

　J3ベストイレブンは以下のとおり。

GK
辻　周吾（愛媛FC）

DF
小川大空（愛媛FC）
森下怜哉（愛媛FC）
岡本將成（鹿児島ユナイテッドFC）

MF
菊井悠介（松本山雅FC）
谷本駿介（愛媛FC）
茂木駿佑（愛媛FC）

FW
小松　蓮（松本山雅FC）
ブラウン・ノア・賢信（アスルクラロ沼津）
松田　力（愛媛FC）
端戸　仁（鹿児島ユナイテッドFC）

■松田力コメント
「（愛媛からベストイレブン6人選出は）ちょっと選ばれすぎじゃないかなと思います（笑）。愛媛に初のタイトルを持ってこれたのは非常に嬉しく思っています。対戦相手から（怖いと）言われるのは非常に嬉しく思います。怖いと言われるのは普通の人や嫌だと思いますけど、FWとしてはいいと思います。（FC今治との伊予決戦の決勝ゴールは）本当に記憶に残るゴール。愛媛で優勝を決めるゴールを決められて良かった」