ベストイレブンは全員が初受賞

　JPFA（日本プロサッカー選手会）は12月31日、「極楽湯 presents JPFAアワード2023」の各賞を発表した。J2最優秀選手賞は清水エスパルスのMF乾貴士が初受賞となった。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　JPFAアワードは昨年設立され、今年が2度目の開催となる。J1、J2、J3の各リーグと、海外クラブ所属選手なども含めた「JPFA」の4カテゴリでそれぞれ最優秀選手賞とベストイレブンが選手間投票によって決定する。

　乾は今季J2リーグで32試合に出場し、10得点10アシストと圧巻の活躍。J1昇格は惜しくも叶わなかったが、昇格プレーオフ進出に大きく貢献した。

　ベストイレブンには乾やGK権田修一など元日本代表選手を擁する清水と、得点ランキング4位タイの13得点FW小森飛絢らジェフユナイテッド千葉からそれぞれ最多3選手が受賞。J2優勝の町田ゼルビアからはFW藤尾翔太が名を連ねた。11人全員が初受賞となる。

　J2ベストイレブンは以下のとおり。

GK
権田修一（清水エスパルス）

DF
鈴木大輔（ジェフユナイテッド千葉）
宮原和也（東京ヴェルディ）
鈴木義宜（清水エスパルス）

MF
田口泰士（ジェフユナイテッド千葉）
森田晃樹（東京ヴェルディ）
乾　貴士（清水エスパルス）

FW
小森飛絢（ジェフユナイテッド千葉）
藤尾翔太（FC町田ゼルビア）
ジャーメイン良（ジュビロ磐田）
渡邉りょう（藤枝MYFC→セレッソ大阪）

■ジャーメイン良コメント
「奇跡的な昇格だったので嬉しさでいっぱい。（怪我でプレーオフに出れなかったので）清水の試合を携帯で見て、磐田の試合をテレビで、二画面で見ていた。（怪我の状況は）今はリハビリ中で来シーズンには間に合います。ヤット（遠藤保仁）さんはマイペースでのほほんとやっているので、僕らはやりやすかった。（得点について）最低二桁を目標にしていた。ラスト2試合に出ていれば達成できたけど、怪我をしてしまった」

■乾貴士コメント
「J1に上がれなかったというところが心残り。でも、こういう賞はもらえたらいつでも嬉しい。来年はこれをもらってJ1に昇格できるように頑張りたい。（対戦相手からの投票）嬉しいですね。対戦した選手が選んでくれているのですごくありがたい。また選ばれるようにやっていきたい。10（得点）の10（アシスト）いけるとは思っていなかったのですごく嬉しかった。アシストのところは特にチームメイトがしっかり決めてくれたおかげ。（印象に残っているゴール・アシストは）いっぱいありますけど、ゴールで言うとジュビロ戦、ダービーのゴールはもちろん嬉しかった。アシストはそんなにないですかね。清水サポーター、ファンのみな様には、こんなヤツですけどすごく応援してもらってすごく感謝している。次のシーズンに絶対に目標を達成できるように頑張っていくのでもう一度応援してもらえると嬉しい」