森保監督、タイ代表・石井監督を警戒「すべて話しているのでさらけ出した状態」 J時代は3連敗
史上初の元日代表戦で日本人の指揮官対決
日本代表を率いる森保一監督は12月31日、史上初めて元日に行われる国際親善試合タイ代表戦に向けて前日会見に出席した。アジアカップ前の強化試合で重要な意味合いを持つ。対戦相手のタイを率いるのはかつて鹿島アントラーズなどで指揮を執った石井正忠監督で、Jリーグ時代の対戦成績は3連敗。「緻密に戦術を練られる監督だなと思うし、我々にとって難しい試合になる。日本のことは誰よりも研究している」と、警戒した。
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「コミュニケーションを取るなかで活動をすべて話しているので、さらけ出した状態で戦うのは難しいになると思うが、日本人の指導者として国際舞台で戦えることを楽しみにしている。いろいろな対策をしてくると思うが、どんな相手でも難しい。いろんな流れで主体的に戦えるようにしたい」
石井監督率いるタイとの対戦を前に森保監督は気を引き締めた。石井監督とはJリーグ時代に3度対戦。2015年に1度、16年に2度対戦するなかで0-1、1-4、2-4と3連敗を喫している。「緻密に戦術を練られる監督だなと思うし、我々にとって難しい試合になる。日本のことは誰よりも研究している」と、相手の対策に警戒心を高めた。
日本にとっては、MF伊藤涼太郎ら新戦力を試すチャンス。経験の浅いFW細谷真大の先発も明言している。アジア杯を控える2024年はどんなスタートを切るのか。8連勝中の森保采配に期待が懸かる。
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