レアル、ムバッペに“加入の意思”確認へ 獲得への入念な準備をスペイン紙報道「言い逃れは認めない」
今季終了後の加入の意思を確認か
スペイン1部レアル・マドリードはフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペと来週にもコンタクトを取り、今季終了後の加入の意思を確認するとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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ムバッペは2022年夏にレアルへの移籍が確実と言われていたなかでPSGとの契約延長を発表。急転直下の残留で世間を驚かせた。
しかし、その後もレアル移籍の噂は絶えず、ムバッペは2024年6月30日で満了を迎える契約の1年延長のオプションを行使せず、今夏にフリーでレアルに加入する可能性が残っている。一方でレアル側はすでに獲得を断念したとの報道も出ていたが、依然として欧州サッカー界で最も注目のトピックの1つであることに変わりはない。
そうしたなかで、「マルカ」紙は現地時間12月29日に「レアル・マドリードは来週ムバッペとコンタクトを取り、来年6月30日でPSGとの契約が満了したあとにサインする意思があるのかを確認する予定」と報じた。これは3年前、バイエルン・ミュンヘンと契約満了を迎えるダビド・アラバと1月第1週に契約した際と同じ手口」だとしている。
1年半前の“失敗”があるだけに「ロス・ブランコスは彼の答えに曖昧さや言い逃れは認めない」という。22年に提示した手取り年俸2600万ユーロ(約40億5000万円)、契約のボーナス1億3000万ユーロ(約203億円)という条件はそのままに、念には念を入れてムバッペを迎え入れる準備を進めているようだ。
今夏に加入したイングランド代表MFジュード・ベリンガムの大活躍や、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴらの台頭もあり、22年当時と比べればムバッペの獲得の重要度は低くなっているものの、フリーで獲得するチャンスをみすみす手放すことないだろう。ムバッペのレアル移籍は2024年についに実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)