J1札幌、DF田中駿太のC大阪への完全移籍を発表 「最後まで悩みに悩んで下した決断です」
今季はリーグ戦34試合4ゴール
J1北海道コンサドーレ札幌は12月30日、DF田中駿太がセレッソ大阪へ完全移籍することを発表した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
現在26歳の田中は、2020年に大阪体育大学より札幌に加入。クラブでも主力として定着し、U-22日本代表やA代表も経験。23シーズンはリーグ戦34試合4ゴールをマークしていたなか、C大阪への完全移籍が決まった。
さらに同日、札幌はGK松原修平が水戸ホーリーホックへと完全移籍となることも発表。一方で、横浜FCよりMF近藤友喜、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズよりGK阿波加俊太の2人の獲得している。
本人のコメントは以下のとおり。
「北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆様へ。リリースにあります通り、この度セレッソ大阪に移籍する事を決断しました。4年間本当にお世話になりました。右も左も分からない自分を優しく温かく受け入れてくれた事はとても嬉しく、コンサドーレに加入できて心から良かったと強く思いました。コンサドーレの勝利に貢献したい、いつでも熱く声援を送ってくれるサポーターの皆さんにもっと勝利を届けたい、その気持ちが毎試合の原動力でした。
ですが、なかなか思うような結果が出せず目標にしていたリーグのタイトル争い、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場、カップ戦のタイトル、本気で目指しましたが何1つ達成できず、期待に応えることができなくて何度も悔しい思いをさせてしまい本当に申し訳ないです。自分の力不足を感じます。それでも変わらず見捨てずにサポートしてくださるサポーターの皆さんには感謝しかありません。
今回の決断は簡単には決める事ができず最後まで悩みに悩んで下した決断です。新しい環境に飛び込んで1から自分が試される厳しい環境に身を置く事が、自分の可能性をもっと広げるのではないかと思い移籍を決めました。こんな素晴らしいチームでプロのキャリアをスタートできた事は自分にとってのかけがえのない財産です。北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆さん、4年間本当にありがとうございました」
(FOOTBALL ZONE編集部)