副審の“ピッチ内”爆走「初めて見た」 日本×ドイツ戦の珍光景にファン爆笑「攻撃参加しそうな勢い」【23年厳選トピック】
日本は9月にドイツと再戦
2023年のサッカー界では数々の珍シーンがあったなか、今回は日本代表戦で起こった副審の“ピッチ内爆走”を取り上げる。強豪ドイツ相手に真っ向勝負を挑んだ日本の影で、審判員にも脚光が当たった。
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森保一監督率いる日本は、22年のカタール・ワールドカップ(W杯)でドイツとスペインを破る歴史的勝利を収める。23年に入り第2政権となった今も、6月のエルサルバドル戦(6-0)戦から国際Aマッチで8連勝を飾っており好調を維持している。
連勝の最中では、9月にカタールW杯でも戦ったドイツとも再戦。完全アウェーの地(ドイツ・ヴォルフスブルク)で行われた試合は、日本が試合の主導権を握り4-1と完勝を収めた。
このゲームでは日本選手たちの活躍もさることながら、FW浅野拓磨がチームの3点目を挙げたシーンで副審にもスポットライトが当たる。日本が2-1とリードして前半を折り返し迎えた後半45分、途中出場のMF久保建英がボール奪取しカウンターを開始。最後は浅野がラストパスを受けてネットを揺らした。
この場面で久保はボールを奪った際、ドリブルで独走。相手の最終ラインに付いていかなければならない副審は、久保の横を併走するようにランニングする。さらにはピッチの内側にどんどん入り込み、浅野のゴールインを確認した。
ピッチ内に入り込んでの副審の全力疾走は、SNS上でも反響を呼び「攻撃参加しそうな勢い」「びっくり」「副審も必死」「初めて見た」「ドイツのDFよりスプリントしてる!」といった声が集まっていた。
近年はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)などのテクノロジーで、フットボールの判定についても日々アップデートされている。それでも、ピッチ内で判定を実際に下す4人の審判員(主審・副審×2人・第4審)の見極めようとする努力が垣間見えた瞬間だったのかもしれない。
日本は来年1月1日、タイ代表との国際親善試合を行う予定。12日からはカタールでアジアカップも開幕する。試合の中では普段目立たない審判員も、アジリティーや体力面など数多くのことが求められているようだ。