川崎の大久保嘉人、FC東京へ完全移籍! 「持てるすべての力をチームのために捧げたい」
昨年11月に自身のブログで移籍を示唆 ライバルクラブへの移籍を決断
FC東京は4日、川崎フロンターレに所属する元日本代表FW大久保嘉人が完全移籍で加入すると発表した。大久保は昨季33試合に出場して15ゴールを決めるなど川崎のエースとして君臨し、昨年11月に自身のブログで移籍を示唆していた。
川崎に移籍後、13年から3年連続得点王に輝いた点取り屋はチーム残留ではなく、多摩川クラシコを開催する近隣のライバルチームへの移籍を決断。奇しくも、川崎を率いた風間八宏監督もシーズン後に退任し、同日に名古屋グランパスの監督に就任することが発表された。
大久保はFC東京の公式サイトを通じて以下のコメントを発表している。
「川崎フロンターレから来ました大久保嘉人です。タイトルを獲得するために、これまでの自分の経験や、いま持てるすべての力をチームのために捧げたいと思います。タイトルを獲るためには、今、足りないものが何なのかを理解したうえで、僕を含めた選手たちが変わらないといけないと思っています。練習からどんどん意見を言い合って、強いFC東京になれるよう、覚悟を持ってやりたいと思います。そしてタイトルを獲ってサポーターのみなさんと喜べるように、FC東京に関わるすべての人たちと一つになって頑張りましょう。よろしくお願いします」
現在34歳ながら、いまだ日本屈指の得点力を見せつけるベテランストライカーを獲得した首都クラブは、はたしてJリーグに旋風を巻き起こす存在となるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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