マンCストーンズ、戦線離脱の可能性 足首を負傷…名将ペップ悲観「良くなさそうだ」
エバートン戦で負傷交代、主力選手不在の状況に追い打ち
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間12月27日のプレミアリーグ第19節でエバートンと敵地で対戦し、3-1で勝利を収めた。しかし、前半終了間際にイングランド代表DFジョン・ストーンズが足首を痛めて負傷交代となるアクシデントが発生。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「(怪我は)良くなさそうだ」と戦線離脱を示唆した。
シティにとってはサウジアラビアで開催されたクラブ・ワールドカップ優勝後最初のリーグ戦。前半29分に先制を許す苦しい立ち上がりとなったなか同36分、ストーンズは抜け出したエバートンFWベトのブロックをした際に足首を痛め、ピッチで治療を受けた。その後、プレーを再開したものの、同43分にDFヨシュコ・グバルディオルとの交代を余儀なくされた。
シティは後半に3得点を奪って逆転勝利を収めたとはいえ、FWアーリング・ブラウト・ハーランド、MFケビン・デ・ブライネといった主力選手不在の状況に追い打ちをかけるストーンズの負傷。英公共放送「BBC」によれば、グアルディオラ監督はストーンズの負傷について「良くなさそうだ。どうなるか見てみよう。足首だ」と戦線離脱の可能性をほのめかしていた。
ストーンズが負傷した場面でベトはオフサイドだったこともあり、シティサポーターはやり場のない怒りを募らせているようだ。誤審による得点機会が失われるのを防ぐため、副審はオフサイドと認識している場面でも旗を上げず、プレーが止まった段階で旗を上げるルールがあるが、英地元紙「マンチェスター・イブニング・スタンダード」は「シティのファンはこのルールにメリットを感じなかっただろう」とし、「選手が危険に晒されている」「冗談だろ」といったSNS上でのサポーターの声を伝えていた。
ストーンズは今季怪我によって開幕から出遅れ、ここまでプレミアリーグで8試合の出場にとどまっているだけに、無念の負傷となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)