日本代表は本田の私物ではない! ハリル監督、「先発できなければ…」とミランからの移籍を勧告
指揮官はサウジ戦で本田を先発から外し、容赦なく大ナタを振るう
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は今季先発出場わずか1試合でベンチ要員と化しているACミランFW本田圭佑に「代表は私物ではない」と通告し、今後の代表選出を踏まえてミランからの移籍勧告を出した。FIFA公式サイトで語っている。
「私は本田にもっとレギュラーとしてプレーしてもらう必要がある。代表は本田を必要としている。彼は最高の点取り屋でパサーでもある」
ハリル監督はこう語った。代表キャップ86試合36得点の実績を誇る本田は11月15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦で先発落ちを命じられた。
「もし彼が十分な出場機会を手にできなければ、私は明確なメッセージをすでに送ったと思っている。私は本田にすでに伝えた。代表でプレーし続けたければ、彼はもっと試合に出なければいけない」
本田は今季ミランで先発出場1試合。ミランが名門復活に調子を上げる一方、出場時間は今季合計87分とヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の構想から外れている。サウジ戦前に本田は「監督は説明する必要がある」と先発落ちに不満を示していたが、ハリル監督は容赦なく大ナタを振っている。
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