PSG、CL16強ソシエダ戦は要警戒 仏記者が“バルサ以上”と指摘「久保からボールを奪うのは難しい」
ソシエダはGS6試合でわずか2失点
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦で日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダと対戦する。PSGにとっては、ソシエダはFCバルセロナ以上に厄介な相手と認識されているようだ。フランス「le 10 sport」が報じている。
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PSGは「死の組」とも称されたグループFでドイツ1部ボルシア・ドルトムントに次ぐ2位通過でCLのベスト16に駒を進めた。そして、決勝トーナメント1回戦の組合せ抽選の結果、グループDを首位通過したソシエダとの対戦が決まった。ソシエダはグループ3勝3分とここまで無敗。6試合でわずか2失点と今大会最少失点を誇る。
前回王者のマンチェスター・シティや歴代最多優勝を誇るレアル・マドリード、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンといったメガクラブと対戦する可能性もあったなかで、PSGは“当たりくじ”を引いたとの見方もできるが、フランス人ジャーナリストのフレデリック・エルメル氏は「PSGにとってはバルサのほうがベターだった」と指摘する。日本代表MF久保をはじめ、技術的に優れた選手を多く揃えるソシエダとの対戦はPSGにとっていきなりの難関になると語っている。
「ソシエダはPSGとの対戦で失うものが何もない。彼らからボールを奪うのは至難の業だ。例えば、タケ・クボからボールに触れている時にそれを奪うのは難しいだろう。PSGはボール扱いに長けた選手が揃うチームとの対戦に苦しむだろう」
悲願のCL制覇を夢見るPSG。20年ぶりの決勝トーナメント進出を果たしたソシエダの勢いを止め、3季ぶりに準々決勝の舞台へと勝ち進むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)