5年ぶり”再会”の本田は「らしくなかった」 長友が恨み節「1対1になったら仕掛けてこいよ!と言ったのに…」

長友佑都が本田圭佑とピッチで対戦【写真:城福達也】
長友佑都が本田圭佑とピッチで対戦【写真:城福達也】

本田主催の「4v4 JAPAN CUP U10 2023」に長友も登場

 FC東京のDF長友佑都は12月26日、MF本田圭佑が発起人として考案した「4v4 JAPAN CUP U10 2023」の決勝戦に参加。歴戦の日本代表選手が集ったレジェンドマッチでは、「本田チーム」と「長友チーム」の対戦で、公式戦さながらの激しい試合を披露した。試合後、PK戦の末に敗れた長友は、5年ぶりにピッチ上で”再会”した本田に対し、「『1対1になったらガッツリ仕掛けてこいよ!』と言っていたのに、全部パスで逃げていた」と”恨み節”も口にしていた。

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 U-10初の全国大会に位置付けられる「4v4 JAPAN CUP U10 2023」は、GKを含めた4対4の形式で、キックインだけでなくドリブルインも可、ペナルティーエリア外からのゴールは2得点でエリア内でのゴールは3得点と、リスクを犯してゴール前に攻め込む意識を少年期から育みたいという本田の思いを体現したオリジナルルールを導入。U-10決勝戦後のレジェンドマッチでも同じルールで試合が行われた。

 長友を含め、DF酒井高徳、MF遠藤保仁、MF乾貴士、MF宮市亮、MF家長昭博、昨季限りで現役を引退した李忠成氏といった豪華な顔ぶれが揃ったなか、「本田チーム」と「長友チーム」で行われた試合は、一進一退の白熱した展開となり、13-13のドローに。勝敗はPK戦に持ち越されたが、サドンデスで長友のシュートをGK本田がセーブすると、最後はその本田がGK長友を打ち破り、決着となった。

 イベント後に囲み取材に応じた長友は「悔しさしか残っていない。以上。帰ったらグラウンドで走り込みたいくらい。僕が外して圭佑に決められたというのが、悔しすぎて。本当に走ります」と、悔しさを露わに。5年ぶりにともにボールを蹴った本田については、「彼が最近のボールを蹴る姿を見ていなかったので、『1対1になったらガッツリ仕掛けてこいよ!』と言ったのに、全部パスで逃げていた」と”恨み節”も口にしていた。

 長友と本田は同世代で、長きにわたり日本代表で共闘してきた”戦友同士”であることから、対戦にもより一層の注目が集まっていたなか、「みなさんもね、本田と長友の1対1を見たかったはずなのに、すぐに1タッチで捌いていたので、らしくなかった。だからこそ負けて、より悔しい。1対1でも仕掛けてこず、PK戦でも負けて…もう、最悪の日になりました!」と最後は笑いを誘っていた。

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