レアル、GK史上最高額の130億円男の完全移籍は見送りか 英紙指摘「守備に疑念を持っている」

レアルでプレーするケパ・アリサバラガ【写真:Getty Images】
レアルでプレーするケパ・アリサバラガ【写真:Getty Images】

ケパ・アリサバラガは今季チェルシーからレンタルで加入

 イングランド1部チェルシーからスペイン1部レアル・マドリードにレンタル移籍しているスペイン代表GKケパ・アリサバラガは、今季終了後もレアルに残留したい希望を語っていた。しかし、英紙「メトロ」によれば、レアルは完全移籍での獲得は見送る意向だという。

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 シーズン開幕前にベルギー代表GKティボー・クルトワが負傷したことを受け、レアルはチェルシーからケパを補強。2018年に7160万ポンド(約130億円)というGKとしての史上最高額となる移籍金で加入したケパだったが、セネガル代表GKエドゥアール・メンディにポジションを奪われた。

 今季よりチェルシーの指揮を執るマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、メンディをサウジアラビアのクラブに売却したあと、ケパを正守護神に据える予定だったが、ケパはレアルへの期限付き移籍を選び、チェルシーは新たにGKロベルト・サンチェスを迎えた。

 最終的にはケパを獲得したレアルだが、当初はセビージャに所属していたモロッコ代表GKヤシン・ブヌの獲得を目指していた。しかし、ブヌがサウジアラビアへ渡ったことから、ケパの獲得に動いている。そして、記事では「レアル・マドリードは、ケパの空中戦の能力とペナルティーエリア内の守備に疑念を持っている」ため、完全移籍での獲得には動かない見込みだと伝えている。

 ケパはチェルシーとの契約が2025年までとなっている。レアルに渡る前には、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが負傷したドイツ1部バイエルン・ミュンヘンからも関心が報じられていたが、2023-24シーズンの後半戦で活躍を見せて、レアル残留への道を切り開けるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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