遠藤航が「リバプールで偉業」 18年ぶり唯一の“記録達成”に英注目「匹敵する選手いない」

リバプールの遠藤航【写真:ロイター】
リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

バーンリー戦で公式戦7試合連続の先発、攻守に存在感発揮

 イングランド1部リバプールは現地時間12月26日、プレミアリーグ第19節のバーンリー戦に臨み、敵地で2-0と勝利した。日本代表MF遠藤航はフル出場し、勝利に貢献したなか、現地メディアは日本人MFが記録した18年ぶりの記録に注目し、ユルゲン・クロップ監督から全幅の信頼が寄せられていることを伝えている。

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 遠藤は、MFアレクシス・マック・アリスターが負傷離脱するなか、公式戦7試合連続で先発出場。持ち前の出足鋭い守備でピンチの芽を摘むだけでなく、積極的に攻撃にも顔を出した。1-0とリードして迎えた試合終盤にはルーズボールへの素早い回収から、チーム2点目の起点にもなった。

 そんななか、リバプール専門メディア「Anfield Watch」は「遠藤航がリバプールで偉業を達成」と見出しを打ち、直近の13日間で5試合連続スタメンを飾った事実に脚光を当てた。データ会社「オプタ」のマイケル・リード氏がX(旧ツイッター)に投じたところによると、これは18年ぶりの記録。「すべての試合で先発出場した唯一の選手」だという。

 記事では「2006年1月以来、これに匹敵する選手はいない偉業である」と指摘。当時は今ほどローテーションが一般的ではなく、英雄スティーブン・ジェラード氏、ジェイミー・キャラガー氏など、13日間で5試合に先発出場する選手が複数存在していたものの、これを境にそうした状況はしばらく訪れなかったとしている。

 遠藤については「クロップ監督は彼に固執し、ホールディングミッドフィールダーは現在、文字どおり先発メンバーの中で最も安定した部分となっている。クロップ監督が選手をどれほど信頼しているかを示している」と、過密日程の中でも遠藤を起用し続けたことが、信頼の証だと綴っていた。

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