遠藤航、累積警告の出場停止にリーチ 英紙言及「欠場となれば監督にとって非常に悪いニュースになるだろう」
現在リーグ戦でイエロー4枚と出場停止にリーチ
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は今季リーグ戦で4枚のイエローカードを受けており、累積警告での出場停止にリーチとなっている。現地時間12月26日に第19節バーンリー戦で警告を受けると、元日のニューカッスル戦の欠場を余儀なくされる。アジアカップへの参加で長期離脱やむなしの状況なだけに、そうなればリバプールにとってさらなる打撃になると英メディアは伝えている。
今年8月にリバプールに加入した遠藤はアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの負傷もあり、このところ出番を増やしている。そのなかで第13節マンチェスター・シティ戦(1-1)、第15節シェフィールド・ユナイテッド戦(2-0)、第17節マンチェスター・ユナイテッド戦(0-0)、そして第18節アーセナル戦(1-1)でイエローカードを受け、累積警告が溜まっていた。
累積警告による出場停止にリーチがかかっている遠藤について、英紙「デイリー・エクスプレス」は次のように報じている。
「1-1のドローに終わった日曜日のアーセナル戦のあとで遠藤航は4つのイエロー。もしターフ・ムーアでのバーンリー戦で多くのファウルを犯すことになれば、彼はニュー・イヤーズ・デイのニューカッスル戦で欠場となるかもしれない。ファーストチョイスの6番であるアレクシス・マック・アリスター、バックアップのステファン・バジェティッチとチアゴ・アルカンタラもいない状況でそれはユルゲン・クロップ監督にとって非常に悪いニュースになるだろう」
前節アーセナル戦では中盤で絶大な存在感を示し、現地でもそのパフォーマンスを絶賛されていた遠藤。負傷者の影響もあって代役不在となっているうえに、アジアカップ参加のためにチームから離脱することも確実な状況だ。日本が決勝まで勝ち進んだ場合はリバプールの公式戦を最大8試合も欠場することになる。それだけに累積警告による出場停止は絶対に避けなければならないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)