「川澄はベッカム」 元なでしこ戦士、絶妙“アーリークロス”のゴール演出に反響「レベル高すぎる」

新潟レディースの川澄奈穂美【写真:Getty Images】
新潟レディースの川澄奈穂美【写真:Getty Images】

川澄が大宮V戦で1点目をアシスト

 日本女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」のアルビレックス新潟レディース(新潟L)は、12月23日に第6節で大宮アルディージャVENTUS(大宮V)と対戦し2-1で勝利した。アウェーで貴重な勝ち点3を手にしたなか、元なでしこジャパン(女子日本代表)MF川澄奈穂美の1点目のアシストが話題を呼んでいる。

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 なでしこジャパンとして90試合に出場して20得点を挙げるなど、世界でも活躍を見せてきた川澄。2023年の夏に米女子サッカーリーグNWSLゴッサムFCから、出場機会を求めて7月に新潟Lへと完全移籍した。

 川澄はシーズン開幕を告げるWEリーグカップで全6試合に出場。その後リーグ戦で第4節までフル出場を続けてきたが、第5節はメンバー外に。それでも迎えた第6節大宮V戦ではスタメンに復帰した。

 川澄が輝いたのは前半16分。中央でボールを奪った新潟Lが右サイドの川澄へ展開。少し溜めを作ってから右足でアーリークロスを送る。相手GKとディフェンスラインの絶妙なスペースに流れたボールは、走り込んだFW石淵萌実がピタリとヘディングで合わせてネットを揺らした。

 その8分後に新潟LはFW滝川結女のゴールで追加点を挙げると、後半に失点したもののリードを守り切って今季4勝目を飾っている。

 脚光を集めたのは、川澄のアシストだった。WEリーグ公式YouTubeチャンネルがハイライト動画内で得点シーンを公開すると、ファンから「やはりセンスある」「1点目レベル高すぎる」「見事」「美しい」「川澄はベッカム」といった声が上がり話題を呼んでいる。

 日本のプロサッカーが発足してから3季目を迎えた。海外での経験を積んだ川澄のさびない技術は、新潟LのみならずWEリーグ全体にも良い刺激を与えてくれている。

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